11月28日(金)。

東京演劇集団「風」による「星の王子さま」の公演が行われました。

本公演は、文化庁主催のユニバーサル公演事業の一環として行われており、今年度が三か年計画の最終年度となるため、聴覚障がい部門、肢体不自由部門、知的障がい部門の児童生徒が西予市宇和文化会館に一堂に集まり、盛大な公演となりました。

公演前です。役者の方々と交流をしたり、舞台に上がらせてもらったりしました。

公演がスタート。舞台の幕が上がると、生徒たちは目を輝かせて物語の世界へ引き込まれていきました。

今年度も、手話通訳として聴覚障がい部門の生徒(女子１名、男子１名)が参加しました。劇団の方と息もピッタリ。堂々とした演技に会場からも感嘆の声が聞こえてきました。

◎「王子さま役」と「バラ役」の方との共演です。

　

◎「飛行士役」の方との共演です。

　

また、「呑み助役」「地理学者役」として本校教員や校長先生が登場しました。会場も大盛り上がりです!!

　　

生徒たちは終始、登場人物のセリフに耳を傾け、場面の展開に合わせて笑ったり、驚いたり。公演を通して、想像力を広げ、心を動かされる体験をしました。

　

クライマックスでは、『ぼくは行く』の歌に合わせて生徒たちが舞台に上がり、見事なフィナーレで締めくくりました。

　　

東京演劇集団「風」の皆さんには、３年に渡り毎年ワークショップや公演を開催していただきました。お別れは寂しいのですが、劇団の方々からはたくさんの思い出をいただきました。いつかまたお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました。