人権・同和教育学習会
2024年11月18日 09時14分中学部の授業で人権・同和学習に取り組みました。中学部2・3年生は「芸能について考えよう」というテーマで話し合い活動を行いました。話し合いの中で生徒たちは、日本の伝統芸能は、代々続いてきたものであることに改めて気付いたり、その伝統芸能が、当時は身分の低い人々によって行われていたことに驚きを感じたりしていました。
また、当時の彼らが「芸能」という仕事の他に、革製品の製造や草履づくり、医薬業など多岐に及んでいたことを知り、世の中に必要な仕事を担っていたことを理解しました。高度な知識や専門的技能を持ち、社会全体を支えていた彼らの生き方に感動していた様子でした。
中学部1年生は、「人権」について、やさしくわかりやすい言葉で学習しました。それから、「とくいとにがて」という題名の絵本を読みました。だれにでも得意なことと苦手なことがあるということが分かったところで、カードに書いたいろいろな言葉を「得意なこと」「苦手なこと」に分けてみました。自分の得意なこと、苦手なことをじっくりと考えることができました。
それから、「じんけんすごろく」をしました。「〇〇さんのよいところを言ってみよう。」「ひとりでがんばっているけれど、むずかしい。そんなとき、周りの人に何て言う?」など、これからの生活に生かすことができるように、考えながら楽しく活動しました。